【100人に聞いた】注文住宅やって良かったオプション設備6選

あらゆることができる注文住宅。現在進行形で検討をされている方はできることが多いあまり、何を付ければいいのか・・・わからなくなってはいないでしょうか。

今回は前回に引き続き、実際に注文住宅を建てた人に聞く付けてよかったオプション設備をご紹介します。是非前回記事と合わせてごらんください。

前回の記事:【利用者に聞いた】注文住宅で不要なオプション設備5選

引き戸変更

多くのハウスメーカーは標準装備で開き戸となっていますが、引き戸に変えることで開け閉めで人同士がぶつかる心配がなくなり安全面やデッドスペースの削減ができ非常に満足度の高いオプションとなっていました。

うるさい子供たちがいる家庭ですが、引き戸にゆっくり閉まるソフトクロージングを付けているので開閉音なども気にならない!これはつけて正解だと思いました。

場所を取らない他に、少し開けたままにしておくこともできるので使い勝手が良いです。

引き戸変更はオプションの中でも1箇所3000~8000円ぐらいで対応してくれるハウスメーカーが多いのでコスト面でもおすすめできるオプションと言えそうです。

引き戸を収納するスペースが設計上必要となりますが、人の往来が多いリビング回りなどは引き戸の方が開閉も楽になること間違いなし!?

バルコニー水栓

費用:5~15万程

バルコニー水栓は2階のメイン水栓として活躍する代物です。現在では多くの家庭に2階でもトイレがあり水栓はそこで十分と思われがちですが、トイレの洗面はサイズがとても小さく例えば加湿器の水入れなど大きな物の水入れは不向きです。

満足という意見を上げる多くの方はバルコニーに水栓があることで水が床に落ちる心配もなく大掃除などもしやすいと言った声が大半でした。

旧居では1階からバケツに水を入れて2階に運んでいたので2階水栓はどうしてもつけたいOPだった。

自室が2階にあり、観葉植物を置いているのとバルコニーでプチ家庭菜園を楽しんでいるのでバルコニー水栓はもともとつける予定でした。

バルコニー水栓については、アンケートの回答だと○○の目的があって元々付ける予定で結果大正解だったという意見がほとんどでした。あなたも2階で水を使う予定があるなら是非検討されてはいかがでしょうか。

玄関センサーライト

費用:標準仕様~15000円程

お子様や高齢者のいる家庭で人気となるのが玄関センサーライトです。こちらは建売住宅やマンションでも標準でついているところも多いですが、注文住宅だとオプション扱いとなるところもあるようです。

具体的なシチュエーションシーンとしては子供を抱いているときや、暗闇のなか玄関照明が消えている状態でもスイッチを探すことなく自動で付くのが便利という声が多数で後悔の少ないオプションと言えそうです。

パナソニックの壁掛けセンサースイッチを使っています。買い物帰りとか手が塞がっている状態のときに結構ありがたみを感じる

節電効果は期待できないけど、玄関の電気って外が明るいと消し忘れがちになるから自動センサーは私たちの家庭に合ってると思います。

特に玄関からリビングまでの間が長い廊下になっている間取りの場合だと手動の場合、玄関で付けてリビング前の廊下で切るという2動作が必要となるので間取りによって特に重宝するかもしれません。

また、センサーライトについては工事を必要とすることなく設置できる置型タイプなどが家電量販店にも売っているので気軽な予算で利用できるところも魅力ですね。

玄関施錠スマートキー

費用:標準~10万程

上記センサーライトと共通している部分で手が塞がっている状態でもワンタッチで開けられるスマートキーも非常に満足度の高いオプションの一つです。

こちらはIOTタイプの注文住宅などでは標準となっているケースもあります。メーカーにもよりますが設定次第で家に近づくだけで自動で開くようにしたり、入室時にオートロックをかけることなどもできるので機能性も抜群です。

車がスマートキーでその便利さを知っているので迷うことなく付けました!OPで7万と高額でしたがバックからいちいち取り出さないで開けれるのが良い!

家に入るときはもちろん、リビングの連動しているインターホンで解錠や施錠をボタン一つでできるのが便利です。

スマートキーについては様々なタイプがありメーカーによって扱う種類が異なりますが導入して損はないでしょう。

唯一?のデメリットとも言える電池交換が必要ないタイプも存在します。

ニッチ

費用:1~3万(規模による)

ニッチとは主に玄関前や廊下などの壁面に窪みを作り小物やインテリアの設置を行うスペースです。

元々壁となるところにスペースが生まれるので有用であることは容易に想像ができるのですが、ニッチあらゆるスペースに作っても活用することができる代物です。

玄関ニッチ観葉植物、キーケース、筆記用具、玄関対応時の筆記・認印置きとして
廊下ニッチインテリア、間接照明、芳香剤等
対面キッチン前面ティッシュなどの収納でダイニングテーブルをすっきりさせる効果有

ニッチは小さい子供が手の届かないところに施工することもできるので、観葉植物など子供にいたずらされたくない物を置くのに便利です。

玄関ニッチには車の鍵などを置いています。ニッチは動線内にあるため素早く取り出せるし実用面でも付けて損はないOPでした。

ちなみにニッチはそのまま凹ませるだけの施工もありますが、小物収納やインテリアを置きたい場合はニッチ下の部分に必ず笠木や大理石を敷きましょう。

深型食洗器

費用:5~15万(浅型標準より深型変更の場合)

食洗器も忙しい主婦の方々にとって大変魅力な設備の一つとなりますが、深型タイプの食洗器は今回のアンケートで特に満足度の高いものでした。

食洗器は注文住宅の他に建売住宅でも標準でついていることがありますが、ほとんどが浅型となっており深型に変えることでより満足と言う意見が多いです。ちなみに浅型と深型を比較すると各メーカーにより若干の違いはありますがおおよそ以下のような形になります。

浅型深型
幅(内寸)34cm38cm
深さ(内寸)25cm35cm
容積40L60L
容量5人分(食器約40点)6人分(食器約50点)

数字で見ると容量的には大きく変わらないように思いますが深型一番のメリットは高さであり、10cmほど高くなることで、大皿や高さのあるしゃもじやお玉などの備品も立てた状態で洗浄することが可能です。

モデルハウスで浅型の食洗器を見てシミュレーションしたときに食器の配置など手間取りそうだったので深型にしました。結果なんでも洗えるので良かったと思います。

SNSとかでも評判がかなり良かったので導入しました。何でも立てて洗えるのが便利すぎる!おすすめです!

今回紹介するオプション設備のなかではコストの高い部類になりますが、毎日食器の配置をあれこれ考えたり、様々なキッチン用品がまとめて洗えることを考えると時間効率の面でかなり優れているのかもしれませんね。

オプションは無数。だからこそ的を絞ろう

注文住宅のオプションは本当に各社で様々なものがあり、どれを採用すればいいのかわからなくなってします。

廊下収納や追加ウォークインクローゼットなどの代表的なオプションはメリットデメリットがはっきりしていてイメージしやすいですが、この中にはあなたが見落としていたオプションもあるのではないでしょうか。

とはいえ、オプションが必要かどうかは個々のライフスタイルによって変わってくるので、いずれのオプションもコストや時間効率のバランスを考え検討してみてください。

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